逆カント修正工事報告(2007/07/10)
 ひめはるの里のクラブレイアウトは、茂原市が所有する自然に恵まれた公園の中の常設ミニSL運転場の内側のアスファルト敷きの空きスペースに、一周170mの5+3.5インチの仮設線路を置いたもの。このためアスファルトの水勾配部分が逆カントになっており、高速で突っ込むと体が外側に飛び出す感じで、安全のためにも補修が望まれていました。

 以前この「ひめはるの里レイアウト情報」にも紹介したように、その後、外周の営業線との接続、自動車通過と駐車場確保のための踏切工事と少しずつ充実させてきていましたが、今年に入りこの逆カント修正工事に着手しようとのメンバーの声が高まり、先ず柳町さんが、運転会の都度端材を集めては運んでくれました。6月の運転会で、一応の工法を確認し、7月7日の運転会を早めに終え、集まった有志で作業を行うことに決定しました。

 当日は梅雨の真っ盛り、天気予報は曇りでしたが、10時30分頃から霧雨が、11時過ぎから本格的な雨になり、早めの昼食の間に薄日が差すまでに回復しました。この日の運転会は別項「クラブ掲示板の運転会報告」の通り常連メンバーの集まりだったため、皆さん要領よく蒸気を上げて、雨の降る前、止んだ時に一気に走り回り、充分走行を楽しんだ後、14時から作業を開始しました。

 今回は、南側の逆カントが特に強い部分を第一次工事として進めました。
皆で工法を検討
皆で工法を検討
 佐藤さんがスタンド鋸、防腐剤、シリコン接着剤を持参・提供し、柳町さん提供の端材を何種類かの厚みの部材に加工し、これを枕木の下に挟みこんで最終工法を検討します。端材切断の間に大石さんの奥様が、線路下に溜まった落ち葉の清掃を始めると、レールを持ち上げる手がさっと集まります。

 6月の運転会時の検討では、OSレールの枕木下の木材を撤去し、高さ25〜15oの木材を枕木3本に一本の割合で差し込み、差し込む位置で高さを調整する予定でしたが、「枕木下の木材がクッションの役割をしていること/準備したスタンド鋸で、高さの違う細かい部材加工は困難」等の問題が分かり、急遽作戦変更です。工作好きでもやり方にそれぞれの考えを持つメンバー。勝手なことを言っていると「船が山を登る」危険を察知して、皆さん押さえ気味。それでも何とか、「あるものを使って、課題を解決する」こととし、厚みの違う部材の積上げを工夫することで、工事を進めることに決定しました。方針が決まれば、皆さんそれぞれが自分の役割を探して、集中工事です。ペーパー車両づくりのベテラン青木さんは接着剤担当、体力のある武田さんはスタンド鋸では出来ない合板の切断係、佐藤さんは防腐剤塗布、大石さん吉岡さんは高さ調整係と自然発生的に作業が進み、3本に一本の予定が全ての枕木に部材を取り付け2時間後の16時には、全員注目の中で試験列車が通過。先ずはこれで様子を見ることとしました。
合板切断は武田さん 高さ調整は吉岡さん
合板切断は武田さん
高さ調整は吉岡さん
高さ調整は大石さん 塗装は佐藤さん
高さ調整は大石さん
塗装は佐藤さん
接着剤は青木さん 試験列車通過
接着剤は青木さん
試験列車通過
 最後に全員で記念写真。
 このようにメンバーが自主的に作業に参加し、レイアウトを良くして行くのも、ひめはるの里関東支部の特長です。

工事完了記念写真
工事完了記念写真
 次回、是非、このカント通過の体験をして見てください。

会員・岸田記